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| カンイチ |
ところでさ、
もともとブライダル業界で
働いたりしちゃってたわけなワケ? |
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近藤
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いえ、全然。
私と、いま名古屋本社を守ってくれている
井池という者と二人で始めたんですが、
実は二人と、もこの仕事を始める前に
サラリーマンだったという訳ではないんです 。 |
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カンイチ
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え?ぢゃ、なにを? |
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近藤
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井池は、
以前から役者をやってまして
劇団組んだり、CM出たり・・・。 |
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カンイチ
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あらま、アタシの
若い頃を思い出しちゃうわね。 |
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近藤
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で、私は
訪問販売の外交員を経たあと
株を買ったり売ったりして・・・。 |
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カンイチ
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ふふふ、それって、デイトレ? |
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近藤
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デイトレーダーっていうコトバが
流行る前の・・・走りみたいな。 |
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カンイチ
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だってその頃、
たぶんITバブル全盛の頃ぢゃない? |
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近藤
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そうです。 |
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カンイチ
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ぢゃ、ライブドアやら楽天やらで
アコギに稼いで。 |
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近藤
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稼がせてもらいました。 |
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カンイチ
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なんか、やなヤツ! |
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近藤
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やなヤツでしょう(笑)。
でも、本人は空しいんですよ。
ずっと一人で、生産性もなく、
うまくいっても誰にも喜ばれず・・・
本当に空しいんですよ。 |
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カンイチ
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いっぺん、空しくなってみたいものだわね。 |
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近藤
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なので、次は
人に喜んでいただける仕事がしたいと。
言葉で言うと軽く聞こえちゃうんですが
本当に人様のためにお役に立ちたいと
切実に思っていたんです。
さらに一人ではなくて、誰かと一緒にやりたいと。 |
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カンイチ
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それが井池さんだったわけね。 |
近藤
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井池とは小学校からの同級生で
前々から「いつか一緒に何かやろう」
と話してはいたんですが。 |
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カンイチ
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その「何か」が
まだ見つからなかったのね。 |
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近藤
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井池は役者をやっているだけに
彼が二次会の幹事や司会をすると
本当に面白かったんですよ。 |
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カンイチ
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マイクに慣れてる、
っていう雰囲気って出ちゃうのよね。
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近藤
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で、ある日、井池と
福の家でうどん食べてるときに・・・。
井池から「二次会の幹事代行ってどう?」
と言われて、それはいいね、と。 |
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カンイチ
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福の家って急に言われても
リアクションのしようがないけど、
なにしろデイトレで稼いだ資金をつぎ込んで
始まっちゃったのね。
そういえば設立の頃、
資本金が¥1,000,005円だったでしょ。 |
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近藤
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細かいところを見てますねぇ。 |
カンイチ
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・・・ごめんね、
アタシ昔からメイションさんのファンだったから。
ホームページも細かいところまで見てて。
その5円にしびれちゃったのよ。
ご縁を大事にするチームなんだなぁって。
で、それから事務所借りたり、設備揃えたり? |
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近藤
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いえ、それが最初は井池のコーポで。 |
カンイチ
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え?
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カンイチ
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ちょっと!コーポって
アパートの屋根が平らになったみたいなヤツ? |
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近藤
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そうです。
井池が住んでいたコーポの一室を応接室として。 |
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カンイチ
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応接ってコトは、お客様が打ち合わせに見えるの? |
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近藤
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応接用の部屋は、玄関からすぐの部屋で
そこには普段、ベッドが置いてあるんです。
お客様が見える日には、
そのベッドをとなりの部屋に
移動させるのがしんどくて。 |
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カンイチ
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わはは!
打ち合わせに来たら、生活臭がしちゃうのね(笑)。
その時のお客様ったら、よく契約してくれたわね。 |
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近藤
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それは、もう、本当に本当に、感謝です。 |
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カンイチ
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もちろん、玄関でクツ脱いで上がるんでしょ。 |
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近藤
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玄関の外には洗濯機がありました。
(全員爆笑! )
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近藤
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「ここでは足をくずしていただくのがルールですから」
などというトークから
和気あいあいとやっていました。
だからその頃は打ち合わせ以外にも
人生相談みたいな話しもよくあったんですよ。 |
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カンイチ
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人生相談? |
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近藤
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二次会の打ち合わせや確認で
新婦様にお電話する事などがあると
「本当は結婚したくないんです」みたいな。 |
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カンイチ
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ええ!
カンジーズも注文以外のメールやら
いっぱいあるけど、その手はないわね。
で、どうしちゃうワケ? |
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近藤
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「ヤならやめたらいいじゃないですか」と。
「何かあったんですか?」と聞くと
まぁいろいろとお話しされて、
結局は本当に結婚したくないなんてコトはなくて
マリッジブルーな気持ちを
誰かに聞いてほしいということなんですよね。 |
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カンイチ
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なんかディープなお話聞いちゃった。 |
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近藤
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あの頃は、始めたばかりで当然ですが
試行錯誤の連続でした。 |
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カンイチ
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ともかくコーポの一室で
二次会の打ち合わせやら
ディープな相談やらしていた、と。 |
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近藤
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始めの頃は、
なにしろ楽しんでいただきたい
と思う気持ちが走りすぎて、
二次会のプログラムでも
乾杯後はゲームてんこ盛りで、
歓談時間がほとんどないようなこともあって。
何度か現場を踏むうちに
歓談の時間をもっととらないと
参加者にとって、楽しかったけど
ちょっと消化不良のような印象が残ってしまう
と言うことも分かってきました。 |
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カンイチ
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当たり前だけど、そうやって現場を踏む中で
プロのノウハウが蓄積されていくのね。
となると東京進出を果たしたいま
メイションさんが考える
理想の二次会のカタチって? |
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近藤
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スタイルはいろいろあっていいんですが
ブライダルの二次会ですから
ゲストの皆さんが、新郎新婦を
お祝いされに駆けつけてくださるわけで
そのお気持ちを、大切にすることが
私たちのミッションなんだと思っています。
これから私どものような
二次会幹事代行の会社って
少なからず出てくると思っています。
私たちよりも、エンタテイメントに優れた
チームもきっとあると思うんです。
その時にも、やはり私たちは
ゲストと新郎新婦のお気持ちを先ず第一に
と考えることを忘れてはいけないと。 |
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カンイチ
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このあたりの話って、
文字にすると当たり前に見えちゃって
スルーされがちなので、
もう少し詳しく伺えたら。 |
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近藤
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ブライダルの中でも二次会代行って
簡単そうに見えるようなんです。
上手く言えませんが、飲食業で言うなら
フランス料理のお店より
ラーメン屋さんを始める方が
簡単そうに見えるような。
本当はラーメン屋さんでも
簡単なはずはないと思うんです。
二次会幹事代行って言うのも、
簡単そうに見えるジャンルだと思えるんです。
でも本当は「カタチのないものを売る」って
一番難しいことですよね。
メイションの経営理念には
常にお客様の期待を超越する
「人」を大切にする
と明記していますが、
根元的なスピリッツを大切にしなければ
なにをどうやっても
まったく意味がないと思っています。 |
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カンイチ
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飲食店に例えられたら、すごくよく分かる。
簡単そうに見えても、そうじゃない。
簡単そうに見えるからこそ、外せないものがある。 |
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近藤
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そういう志しのライバルが出てきてくれたら、
お互いの相乗効果で、洗練されていくし
日本の二次会がもっと楽しく、いいものに
なっていけると思うんです。
それが、メイションのもう一つの理念である
「新しい文化を創造し、社会の発展に貢献する」
と言うことだと。 |
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カンイチ
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なるほどね。なんか思いのほか、
いいインタビューになっちゃった感じ。
いろいろディープなお話も聞けて
本当に面白かったです。
どうもありがとうございました。
ここまで読んで、
もっとメイションさんを知りたくなっちゃった読者の方は、
下記のリンクからぶっ飛んでみてください。


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